統合サイト るいネット
掲示板
CALENDAR
2008年12月
 
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
 
 
 
ARCHIVES
LINKS
注目投稿一覧
RECENT COMMENTS
RECENT TRACKBACK
SEARCH

2007年07月09日

アメリカと日教組の奇怪な「野合」の産物=ゆとり教育

31875054.jpg

2007年4月に出版された本で『「改革」にだまされるな!』関岡英之氏+和田秀樹氏著(PHP研究所)という本があります。この本の中には日米関係に関する興味深い記事がたくさんあります Very Happy
その中の『アメリカと日教組の奇怪な「野合」の産物=ゆとり教育』を紹介したいと思います Surprised

ブログランキング・人気ブログランキングへ にほんブログ村 政治ブログへ

ジャーナリストの森健氏が、『文藝春秋』05年5月号に寄稿した「『ゆとり教育』A級戦犯は誰だ」というルポで、東大教育学部の苅谷剛彦教授の説をベースにしてたいへん興味深いことを指摘されています。
「ゆとり教育」とは、教科内容の3割削減、総合的な学習の導入、学校週5日制の3つからなっているわけですが、このうち、学校週5日制を最初(72年)に要求したのは、よく知られている日教組(日本教職員組合)ですね。
その目的は子供とたちのためではなく、あくまでも労働者としての教員の待遇改善でした。しかし当時はまだ、週休2日制を導入している民間企業が数%しかなかった時代ですから、学校週5日制など到底、国民に受け入れられる話ではありませんでした。
ところが80年代に入って、学校週5日制は意外な方面からの圧力により、息を吹き返し、勢いを得ていくのです。「意外な方面」とは、ほかでもないアメリカ合衆国です。
当時、巨額の対日貿易赤字に怒り狂っていたアメリカは、日本に対して「輸出で成長する政策を改め、日本の国内の市場を活性化する政策に転換しろ」と強硬な圧力をかけてきました。
中曽根政権がアメリカの要求に応えるために打出したのが「内需拡大策」で、建設産業や不動産産業を活性化するために、大胆な金融緩和に踏み切る一方、全国各地でリゾート開発と称してゴルフ場やレジャーランドが事業として採算を確保するためには、日本人がもっと仕事を休んで遊ばなければなりません。そこでそのころから「日本人は働き過ぎだ、もっと遊びなさい」と「時短」(労働時間の短縮)が叫ばれるようになったわけで、その処方箋の1つが「週休2日制の導入」だったわけです。
しかし土曜日にお父さんが休みでも、子供が学校に行っていては家族旅行ができません。アメリカに輸出攻勢をかけてくる日本の製造業が休みを増やしてくれればアメリカも一息つけますし、レジャー産業の集客と、何よりも不動産開発利益に目がくらんだ日本の財界も双手をあげて学校週5日制に賛成しました。
こうして、日教組の長年の悲願だった学校5日制が急に市民権を得るのです。しかし実現するにあたり、「家族旅行の機会を増やすため」とか「教員の待遇を改善するため」などとはさすがに恥ずかしくて言えませんから、「子供にゆとりが必要だ」という理屈がひねり出されたのだ、つまり、文科省が唱えてきた「子供のためのゆとり教育」は建前にすぎず、「はじめに5日制ありき」が真相だ、と森健氏は指摘しているのです。
果たして92年に「学校週5日制」の段階的導入が正式に決定され、02年の「ゆとり教育」スタートと同時に公立学校が完全週5日制に移行させられています。土曜日がすべて休みになれば、年間の授業数が120時間以上も減ってしまうので、必然的に教科内容を削減せざるをえなくなります。それを正当化する理屈が「ゆとり」です。
森氏は多くの関係者の話を取材していますが、当時文部省で初等中等教育局長を務めていた辻村哲夫氏(現・独立行政法人国立美術館理事長)は悪びれずもせずに、こう明言しています。 「“ゆとり”というのは、教師にとっての精神的・時間的余裕ということなんです。」 「ええ、子供じゃない。教師です。それは教育課程審議会の議論の中にも出てきます。」 要するに「新しい学力観」だとか「総合的な学習」だとか意味不明の理屈をこねながら、実際にはアメリカと日教組の奇怪な「野合」、それに目先の利益に目がくらんで便乗した日本の財界、こうした醜悪な結合が「ゆとり教育」という怪物を生み出し、「教育の一方的な武装解除」を行ってしまったということです。

最近いろんなところで頻繁にゆとり教育の問題について議論されています。
自己中同士が絡み合った時は、必ず社会に問題を撒き散らすのだと、この記事を読んで思いました Mad

コメント

学校週5日制に先立ち、週休2日制や、やたら祝日やら連休が増えたのは、ほぼ80年代の中頃からでしょうか。すべてはアメリカの圧力→内需拡大政策の為ですね。

同時にマスコミは「そんなに働いてどうする?日本!」と、労働軽視、余暇・ゆとり・遊び重視の社会共認を一緒になってつくりあげました。

そんな潮流がバブル熱を押し上げていったのは紛れもない事実です。

「失われた10年」とは少し前によく言われた言葉ですが、真の意味は、日本人のよさである勤勉さや思い遣りといった精神基盤を失い、労働軽視→思考停止、個人主義、自己中を蔓延させてしまったことにある。

その犯人こそは、アメリカの言いなりになる政府であり、相乗りしたマスコミに他ならない。


  •  2007年07月14日 14:43

ゆとり教育が実施された理由は、
「先生にゆとりが必要だったから」
なんですね!

驚きました。
あまりに驚いて、うまく言葉になりません。

  • そーなんだ! 2007年07月20日 03:14

日本の先生たちにゆとりなんて全然ないぞ・・・

  • スカ 2007年10月21日 21:30

↑日本の教師は、先進国の中では授業数が群を抜いて少ないのです。

つまり、本当はヒマなのに、忙しいふりをしているのが教師です。

  •  2007年10月22日 10:55

教師の意見を聞きたい。

  • tetsu 2007年10月22日 13:36

教師に聞いたら、「忙しくて忙しくてどうしようもない」「家に帰ってまで仕事をしている」と答えるでしょうね。

こういう人たちに意見を聞いいても意味がないと思う。

  •  2007年10月23日 21:32

 ゆとり教育導入の目的は、校内暴力が全国的に蔓延し、その原因は詰め込み教育にその一因がありとされたと言うのもあると思います。

  • gbc 2008年04月08日 16:37

コメントする

comment form

この記事のトラックバックURL

trackbackURL:

トラックバック